ただしイケメンに限る

ブサイクだから

地元の高校って言っても電車で20分かかる。どんだけ田舎なんだ。
電車の中では、「あいつ、キモイww」や「絶対オタクよねwwww」などと聞こえていた。俺の事ではないだろうと安心してた。その瞬間、「あのメガネかけた、制服着てて、口がとんがりコーンな奴ww」と、聞こえた。周りは、スーツ姿のおじさん、私服の若者だった、制服を着てるのは俺だけだったのだ。そして、窓に写った隣の若者と俺の顔をみて、俺は目を疑った、こんなにも醜い顔をしてたとは、
隣の若者と比べるとすぐに分かった。自分の世界で見たことがない顔、いや存在してはいけない顔とも思った。
< 2 / 4 >

この作品をシェア

pagetop