迷宮ラブトラップ
そして、九月
あれから二ヶ月、子供が夏休みなのもあって、瑞香は遼也に会いに行く時間をつくれなかった。
その間に遼也の誕生日も過ぎてしまった。
お祝いのメールを含め、時々メールを送ってはいたが、遼也からは短い返事が来るのみ。
ようやく時間を作って連絡した時にも、゛はい゛と言うだけだった。
遼也の心が離れているのがわかる。
自分もようやく遼也から離れた生活に慣れてきた。
今会って何を話すのだろう?
瑞香は不安でいっぱいだった。
そしてほんの少しの期待もあった。
その間に遼也の誕生日も過ぎてしまった。
お祝いのメールを含め、時々メールを送ってはいたが、遼也からは短い返事が来るのみ。
ようやく時間を作って連絡した時にも、゛はい゛と言うだけだった。
遼也の心が離れているのがわかる。
自分もようやく遼也から離れた生活に慣れてきた。
今会って何を話すのだろう?
瑞香は不安でいっぱいだった。
そしてほんの少しの期待もあった。