ー君は俺の光ー[1]

「着いたよ。」




不意に投げられた言葉。



見るとそこは俺が辿り着きたかった場所…。



そう、音楽室。




「えっ?あ、はい…。」




クスクスと頭上から笑う声が聞こえる。




「違う場所に連れてかれると思った?」



「い、いや…そんな事は…。」




まぁ、少しそう思ったけど…。



敵意とか、そんなもの感じなかったからそんな事は一瞬で消えた。


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