ー君は俺の光ー[1]

悪足掻きと解っていても言う俺を”はいはい”と軽くあしらう。



マジで子ども扱いだな…。



結構悔しいぜ。



泉李はいつも俺の前を行き道を作ってくれる。



それでも俺が迷った時はヒントを与え選ばしてくれた。



俺は泉李に何もしてやれてない。



ヤツが何を考え思っているのかが解らないから…。



やっぱり俺って頼りないのかな。



これからはしっかりしなくちゃ…。




「…い。…おい、クミ。どした?」


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