ー君は俺の光ー[1]
「族との接触は大目に見てはくれるんじゃねーか?ま、親父さんに何か言われたら俺も話してやるから、心配すんな。」
余程情けない顔をしていたのだろうか…。
ヨシヨシと頭を撫で笑顔をくれた。
「…泉李、マジありがとな。」
「どーいたしまして、若。」
「何だよ、それー。」
泉李のヤロー、人が素直に感謝すればそんな事言いやがって。
”事実だろ?”なーんて抜かしやがるからパンチをお見舞いしてやった。
全然効かねーけど。