ー君は俺の光ー[1]
泉李のせいでとばっちり。マジ俺関係ないし。
「泉李ーッ!」
イスに座っている泉李目掛け猛ダッシュで近付き抱きつく。
「お前…。」
「何で先に行った?そのせいで俺大変な目に遭ったんだぞっ!」
思い出したら何か涙出そう…。
思わず首にまわしていた腕に力が入る。
「知るか。首締めんな、バカが。離せ。」
「ヤダ…。」
くそぅ。
パンダ香水を泉李にもつけてやるんだからなっ。
グリグリと肩に顔を押し付ける。