ー君は俺の光ー[1]

「…ガキか、お前は。」




呆れた口調の泉李は心なしか冷たい。




「どーせ、ガキですよーだッ。泉李みたいに大人になれないよ。」



「何言ってんだ?…お前、ここがどこだか解ってんの?学校だぞ?」




ハッ。



そーだった……。



周りに目を遣ると男共は青ざめた顔で見ていて女共はキラキラした目で俺らを見ていた。



泉李から離れリュックを机に置きジャケットを脱ぐ。


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