ー君は俺の光ー[1]
「もー。驚かすなよ。マジで焦ったじゃん。」
「お前が単純なんだよ。」
「…単純で悪かったな。」
捨てるのは諦めよう。
でも、どーする?
このままパーカーも着ていられない。
あ!
ジャージ着ればいーか。
……持って来てなかったよねー。
何か、とことんツイてない…。
しょーがない、購買に買いに行くか。
「お前はそれでいんじゃね?じゃないとヒマ潰しになんねーだろ。つか、それずっと着とく訳?今日。」