ー君は俺の光ー[1]

フワリ、フワリとかわし間合いを詰め、脇腹や鳩尾にすかさず蹴りを入れていく。



主犯格の癖にケンカ出来ないの…?



何か1番ショボくない?



倒れ込んだ所で手からナイフが離れた。



慌てて取ろうとして伸びた手の甲を踏み付けながらナイフをポケットにしまう。



踏み付けた足を少し上にズラして思いっきり踏んでやった。



ギャーギャー言いながらのたうち回っているであろう先輩の近くに行く。


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