ー君は俺の光ー[1]

クスクス笑いながら後ろをゆったり気味でついてくる奏多だが、俺はそれどころじゃない。




「焦りたくもなるっつーの…。」




単位が、とかの問題じゃないのだ。



泉李だよ、泉李。



4時限目もサボる・遅刻する、なんて事になったらどーなるか…。



教室に近付くにつれ、なんかゾクゾクしてきた…。



あ〜ぁ…ブラックなんだろーな。



でも、ちゃんとジャージ買えたもんねっ。


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