ー君は俺の光ー[1]
声を掛けられムクリ_と体を起こす。
横になっていたおかげか、先ほどより幾分か楽になった気がする。
「泉李、サンキュ。」
「あぁ…。」
ふぅ_と一息吐いた後、座席横のドアが開いた。
車から降りると、前に停めていた車の中からも人が出て来た。
そいつらは店の入り口に2人、裏口に2人と素早く着き退路を絶つように立つ。
皆川・俺・泉李の順に裏口に入ると、そこに副店長の白木が立っており中へと案内された。