ー君は俺の光ー[1]

「誰って、そこの金髪の子?」



皆川の言葉にも動じる事なくニヤニヤと気持ち悪い笑みを零しながらバカにした口調で言う男。




「テメェ…!」



「皆川。」




今にも殴りかかりそうな皆川を制する。




「若…。」




困惑した顔と声の皆川を一瞥しながらも男に近付く。



ちょいヨタついたのは見逃してほしい。




「若?」




皆川の発した言葉に怪訝な顔を俺に向ける男。



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