ー君は俺の光ー[1]

「はい、承知しました。すぐに呼んで来ます。」



「うん。お願い。」




彼女の方を見ると俺の胸に顔を埋め、子どものように泣きじゃくっている。



トン、トン、と彼女の背中をリズムよく叩く。



暫くすると落ち着いたのか「ごっごめんなさいっ。うぅ…ヒック…シャツ濡らしちゃっ …ヒックッ。どどどどうしようっ」とあわあわしだした。



それを見て、クスリと笑みが零れた。




「気にしなくていい。ね、立てる?」



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