ー君は俺の光ー[1]
俺と目が合った瞬間扉を閉められそうになりとっさに声をかけた。
その言葉に驚き、慌てて屋上に足を踏み入れたくぅはバツの悪そうな顔をしていて…何だがそれが可笑しかった。
俺が座っている横に座るように促すと、何やら疑問符をいっぱい浮かべて考えている。
そんなくぅも可愛い。
俺…重症かもしれない。
気付かれないようにそっと顔を近づけて声をかけた。
瞬間、声にならない悲鳴に似た声と表情のくぅ。