ー君は俺の光ー[1]

あれから俺はじーさんに毎日のように雅との婚約を破棄してもらうように話をしに行った。



当然相手にされる事はなかったが1回だけ話に応じたじーさんの口から出た言葉に驚いた。



婚約は最初くぅとするという方向で進んでいたという事。



なぜ、くぅではなく雅になったのか…。



それは未だに解らないまま。



出逢ったあの日から俺はくぅの事だけを考えて生きてきた。



俺の歯車は動き出したばかり…。


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