ー君は俺の光ー[1]

麻央を見ると悪戯っ子のような笑顔で「ん?惠には教えない。」と言った。



かなり残念な答えに落胆する。



惠は「何だよ、それ〜。」なんて言ってはいたがさほど気に留める事なく俺に「なんて呼べばいい?」と聞いてきた。




「…………綿瀬 久美ってゆーの、俺。」



「何か間があったけどいいや〜。んじゃ〜、これからヒサヨシね〜♪」




ミラー越しに惠はそう言いニカッと笑った。


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