ー君は俺の光ー[1]

惠が気にしない性格のようでよかったよ。



けどそれよりもこの状況に戸惑いを感じずにはいられない俺。




「もうすぐ着くよ。」




マオの言葉に「そう。」と反応を返し車窓を流れる景色に目を遣る。



辺りには殺風景な景色が広がっていた。



人通りは少なく閑散としていてどこか淋しさを感じる。



ここはどの辺りなんだろーか。


始めてこんなトコ来たな…。


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