ー君は俺の光ー[1]

「くぅ?どした?着いて来て?」




降り立った場所から離れない俺を不思議そうな顔をしながら麻央が言う。



…いや、そんな顔されても俺こーゆー場所来たの初めてなんだけど…。




「行くよ。」




そう言って手を握り引っ張られる。





「え?あっ…。」




ちょい、ちょい、ちょーいっ。



麻央さん、かなり強引じゃないです?



引っ張られながらも周りを確認する。


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