志ーこころー 【前編】─完─
もう一度ブンブンと振る
段々頭がクラクラしてきた。
あぐらをかいて廊下にドカッと座り込んで、両手で顔を覆った
はぁ~……………………
もう一度盛大にため息をつく
と、兎に角!!
あいつの目的がなんなのかを明確にしなければ!!
龍馬に近づいたと言うことは
中岡「(龍馬を…………殺す…………?)」
いや、あいつはまだ餓鬼ンチョ
………………でも、やはり油断はならん
ここを追い出すか?
いや、それはかえって危険かもしれないな……
『未来から来たって言ったらどうしますか?』
よく通る高い声で喋る奴