志ーこころー 【前編】─完─
山崎「……俺から土方さんに聞いとったるさかい、お前は兎に角寝て治せ。話はそっからや」
そう言い残して水の入った桶と汚れたサラシをもって出て行った
志乃「(別にこうなりたくてなったわけじゃねーし)」
まぁ水に流したって宣言しちゃったし、今更どうこう言うつもりはないけど
なかなか流せないのが人って生き物で。
志乃「(早く治さないと迷惑になるだろうな~……
それに……)」
それに、此処は安全な場所ではないのだ
自分の身は自分で守らなければ。
”生きる為に”