水曜日のストーカー

「たっ助けて下さい!!!」



あぁ、ごめんと
彼女から離れた。

そんなに
触られたくなかったのか。



「じゃなくて!!」





彼女から離れた一歩の距離を
彼女がまた
埋めた。






「助けて下さい、水曜日に!!!」







僕はただ
烏龍茶をコップに注ぐだけだった。



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