水曜日のストーカー

――ドンっ――



誰かにぶつかった。




「あっすみません」





僕は謝ったが
ぶつかった方は走って行ってしまった。






ボーッとしていたら
道の真ん中に立っていた。








(あっやばっ!!!
はるに見つかる!!!??)






と、
よく見たらはるはいない。





さっきまで
いたはずなのに…。





僕は隠れることをやめて、
普通に歩き出した。





< 21 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop