水曜日のストーカー
水曜日チェイス
角を曲がった角の端。
涙でボロボロの彼女と
さっきぶつかった男がいた。
「…はる」
息を切らしながら
言った。
男は
彼女から離れて自分に近づいてきた。
どうやら
一戦やらないといけないらしい。
(はるが寄りによって
なぜ自分をボディーガードにしたのか
今更だが、わかった)
僕は
迫ってくる男をさっと避けて
足を引っ掻けた。
それでも
懲りずに向かってくるので
"1本"とってやった。