水曜日のストーカー

「ちっ違うの!!」




彼女が離れる僕を
引っ張った。

バランスを崩した僕は
そのまま前に倒れる。


もちろん
はるへ飛び込むような形になる。








うわぁっごめん

と退けようとするが

声がでなかった。




あまりにもはるの顔が近すぎて
恥ずかしかった。



< 28 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop