水曜日のストーカー

「危ないだろーが、車道側は!」



僕は
赤面する。




「顔、赤いよ?」




そう言っている彼女も赤い。







「……」




目を閉じて
美のオデコにでもキスした。






美は
恥ずかしかったのか

バタバタと走ってしまった。





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