水曜日のストーカー

「なに?」



キンキンする頭を押さえた。

多分僕はかなり
不機嫌だ。




「最初からこうやって
開けてくれれば良かったんだよ!!」


ぷくーと
頬を膨らませて怒った。





自分の顔が
つられて赤くなりそうになる。



僕は
左上でも見た。






彼女もそっちを見る。






「何もないよ?」







笑いたくなった。




< 9 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop