弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
車の運転をする!って言う私を無視し運転をする晧覬…
婚約者は助手席なんだそうです…
ただ単に私の運転する車には乗りたく無いんだと思うけど…
地下の駐車場に着きエレベーターで事務所まで行くと…
「藤堂さん!大丈夫なんですか?今日くらいお休みすれば良かったんじゃ!!
あれ?瑠璃ちゃん!」
受付嬢の三人。
亜美ちゃんや美樹ちゃん佳奈ちゃん…
晧覬が…
〔紹介しますね。僕の婚約者の麻生 瑠璃さんです。
今日、正式に決まって明日、事務所に報告する予定だったんですけども…
僕が事故に遭ってしまったんで急遽一緒に付いて来て貰ったんですよ…。〕
《えぇ~!!》
三人ハモった…
そりゃ~そうよね…
驚くに決まってる…
昨日の今日で私自身も驚いてるんだから…
他の人が驚くのも無理は無いと思う…
三人はこちらに来て私にいつから?とかを質問責め…
私の代わりに晧覬が答えてくれた。
〔昨日の時点で話が出たんですがね。誰かさんがなかなかOKを出してくれ無くて…。ようやく今日、正式に返事をくれたんですよ!〕
何て嬉しそうな顔をして言うのか…