弁護士シリーズ作品第1弾! 『身勝手な弁護士』


独占欲の強い晧覬がいいよ!なんて絶対に言うはずがない…


白鷺さんはクスクス笑いながら…
「晧覬さん独占欲が凄く無いですか?僕も瑠璃ちゃんの顧問弁護士の一人なんですけど…それでもダメなんですか?」


その質問に関しても晧覬の答えは…
〔瑠璃に関する事は全て却下!瑠璃は僕の奥さんになる人だから他の男と関与は絶対にさせない!例え顧問弁護士である白鷺でも絶対にダメ!〕

………………。
晧覬さん?
それは…
間違いなく嫉妬と言う事に成りますよ…


二人の会話のやり取りを聞いてて私はそう思った。




書類が出来上がったみたいで…
晧覬が白鷺さんにこれで頼むよ!
そう言って白鷺さんは分かりました。と返事をし部屋から出て行こうとした時に…


「瑠璃ちゃんコーヒーご馳走さまでした。また飲みに来ていい?」
この質問に…
いつでも時間があったら飲みに来て下さいね。と私が言うと…


〔来なくていい!〕



晧覬のこの返事を聞いた白鷺さんは笑いながら部屋を出て行ってしまった。





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