弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
晧覬さん?
貴方は私より5歳上の30歳なんですよ…
少しは大人気ないと思いませんか?
私がはぁ~と溜め息を吐くと…
〔瑠璃?なに?何か不満でもあるんですか?
僕に何か言いたい事があるんなら言って下さいよ。〕
言える訳が無いでしょう…
言ってしまえば猛反撃をくらうのは目に見えて解ってる事だし口でも何でも貴方には勝てません!てば…
私は心の中の事とは違う話をを晧覬にした。
本当に病院は明日でいいのか?
私は何をすればいいのか?
後、今日の晩ご飯の事とかを話した。
〔晩ご飯は僕の怪我が治るまでしばらくの間、外食にしましょう。病院は明日でいいですよ。病院側も明日でいいと言ってくれましたしね。それに瑠璃は僕の側から離れ無いで居てくれればそれでいいですから…〕
本当に心配させてごめんなさい。
私は申し訳ない顔をしてたんだと思う…
〔そんな顔をしないで下さい。せっかく瑠璃が僕の婚約者に成る事を承諾してくれたんですから怪我の功名なんですから。〕