弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
二人で慌ててシャワーを浴び服を着替え荷物を持ち駐車場へ…
車を急加速で動かし病院へ急いだ…
何とか受付時間の9時にギリギリ間に合ったけど…
お腹空いたぁ~
慌てた分、二人とも本日、朝食抜き!
作った意味なし!
待ち時間を利用して売店でパンとコーヒーを買い二人並んで食べてると…
藤堂さぁ~ん?
藤堂 晧覬さん?
晧覬の名前が呼ばれ晧覬と私はパンを持ったまま診察室に入ると先生に笑われた…
普通、診察室に入る前に鞄に入れるか?袋に入れるか?するのに二人とも片手に鞄とパンを持ちもう片方の手でコーヒーを持ちそのままの状態で診察に入って行ったから…
先生は慌ててたんですか?怪我とは違うこんな質問をして来た。
晧覬が寝坊したんですよ…
そう答えると…
先生は何故か?口に手を当てクスクスと肩を揺らして笑い出したから私は意味が分からず首を傾げると…
『晧覬!この人が瑠璃さんなんだね!』
???????
はい?
また意味が分からず首を傾げると…
〔僕の先輩ですよ〕
えぇ~!!
私は慌てて自己紹介をして頭を下げる。
『晧覬の言ってた通りの女性だね。』