弁護士シリーズ作品第1弾! 『身勝手な弁護士』



はい?
百面相?

晧覬にいつも悩んでる時に言われる言葉なのに…



何処で会ったのか?分からずにいると…


『達哉君と婚約する前に晧覬の家にお邪魔した時に達哉君から紹介されてね。』


そう言えば…


あぁ~!!
先生に指をさし私は大きな声を出してた。


思い出した!



『思い出されましたか?あの時は本当に失礼しました。つい出来心であんな事をしてしまって…あの後、晧覬にこっぴどく叱られ怒られました。』


そう…
あの時…
達哉に兄貴の高校時代の先輩で今、医科大学に通ってる桐生 昴さん。って…
紹介を受けて…


挨拶した後に私は胸を両掴みされて…


…………………。
嫌な記憶が…


『本当にあの時は失礼な事をしてしまって…。晧覬に想い人だと告白された時は心臓が止まりそうでした…』


私は先生に昔の事だからもう気にしないで下さい。
そう言うと…


〔瑠璃が許しても僕は許しませんよ!僕の大切な瑠璃の胸を触ったんだから!〕


晧覬…


『もう3年以上も前の話を未だに晧覬は言うんですよ…』
先生は困った顔をして私に言う…




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