弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
晧覬は白鷺さんのお父さんを親父と呼んでいた。
そして私を紹介してくれて…
挨拶をすると…
[皆に紹介するので3時休憩の時に藤堂君とご両親と一緒に私のデスクへ来て下さい。場所は藤堂君が知ってますから…]
私が会釈をすると…
白鷺さんと一緒に部屋を出て行った。
両親も仕事があるので一旦、仕事をしてから3時頃に来ると言って事務所を後にした。
晧覬はボールペンを握りファイルと睨めっ子してる。
私はそんな晧覬にコーヒーを煎れた。
コーヒーを机の上に置くとありがとう。そう笑ってコーヒーに口を付け飲み出した。
晧覬が急に変な質問をして来た。
〔瑠璃。僕ってある種ストーカーなんでしょうかね?〕
どうだろう?
ストーカーって相手が嫌がってるのにしつこく迫ったり付き纏う事でしょう…
私は晧覬を好きだから関係ないんじゃ無いかな?
分からないけど…
そう言うと…
〔瑠璃が僕に愛の告白ですか!〕
晧覬あのね…
そう言い掛けて…
〔僕はずっと瑠璃を見てたし瑠璃を好きで愛してますよ。〕
そっとキスをされ私はそのまま晧覬に耳元で囁かれ続け…