弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
私の仕事を全部とってしまった晧覬…
晧覬は弁護士と言う大変な仕事をしてるのに家の事もしてる…
私が大丈夫だから少しは動かないと先生に私が怒られる!
そう言っても晧覬は聞く耳もたず…
唯一散歩に出掛ける時だけ運動をする…
弁護士と言う大変な仕事をしてるので私は晧覬の荷物に成りたくなくて自分の事くらいは自分でやるのに…
私は晧覬の身体が心配だから…
と言っても…
〔僕は身体の創りが頑丈に出来てるみたいなんで本当に大丈夫ですよ。瑠璃は心配しないでもいいんですよ。僕がしたくてやってる事なんですから…〕
毎回、毎回こう言って返って来る…
安定期に入るまでたぶん続くんだろう…
安定期まで後少し…
つわりも無く私は順調そのものなのに…
受付で会計を済まし二人で病院を出ようとした時に…
『晧覬?』
『瑠璃さん?』
誰かに呼ばれた…
二人で振り向くと…
爽やかな笑顔をした桐生 昴。
白衣を来てこちらに歩いて来る…
そう言えば…
ここは晧覬が事故で怪我をした時に運ばれて来た病院…
総合病院と救急をやってる病院。
晧覬になにかあった時に個人病院では対処できないから救急もやってる総合病院にしょうと言われここに決めたんだけど…