弁護士シリーズ作品第1弾! 『身勝手な弁護士』



仲直りも出来てお昼ご飯には少し遅かったけど二人で食事をしに出る事にした。


白鷺さんも一緒に行きたいと言い出したので晧覬は嫌々ながら渋々承諾して私達は喫茶店に入り晧覬と私はパスタのセットを頼み白鷺さんはドリアのセットを注文した。


三人で喋りながらランチをしてると…


『あら!晧覬と白鷺さんじゃ無い?こんな所で会うなんて奇遇じゃないですか?』


見ると…


茉莉さん…


私の事は完璧無視ですか?
まっそれでもいいんですけど!

私は無視しパスタを食べてると…


『瑠璃さん?貴女はどこまで私を馬鹿にしてシカトすれば気が済むんですか?』

この質問に答えてくれたのは私の前に座ってた白鷺さんだった。


「真鍋さん?貴女は何か?勘違いをされてますよ。貴女が今、瑠璃ちゃんに言った言葉は間違ってますよ。貴女は藤堂弁護士と僕の名前しか呼んでません。だから瑠璃ちゃんが貴女をシカトしたんじゃ無くて貴女が瑠璃ちゃんをシカトしたんですよ!言ってる意味、分かりますか?」



その通り!
私の名前は呼ばれ無かったから私は関係ないんだもん…

一緒に呼ばれてたら挨拶くらいしたけど茉莉さんは私の事は完璧無視状態だったから私も無視した。


ただそれだけ!





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