弁護士シリーズ作品第1弾! 『身勝手な弁護士』



晧覬も知らない顔でパスタを食べてる…


白鷺さんが
「何か用があるんですか?用がなければ席を外して貰えませんか?僕達はお昼ご飯を食べてる最中なんで…」


……………。
白鷺さん少しきつい言い方をするな…
そう思ってると…



『そんなっ!そんなきつい言い方しなくてもいいんじゃないですか!用が無ければ近付くな!って事ですか?』

「そうですよ。用が無いのに呼ばれて邪魔をされるのは困りますからね。」


白鷺さん?
一体どうしちゃったんだろう?
こんなにきつい言い方をする白鷺さんを見たのは初めてで…



『失礼しました。』


茉莉さんが怒ってレジでお金を払い出て行ってしまった…



私は開いた口が塞がって無かったらしく…

白鷺さんに笑われてしまった…


『瑠璃ちゃん。口が開いたマンマですよ!早く食べないと打ち合わせがあるのでその時間に間に合わなく成りますから早く食べて下さいね。』


はい…。


下を向いてまたパスタを食べ出すと…



晧覬が…
〔白鷺お前、あいつに怨まれるゾ!もう少し優しい言葉とかかけらんないの?〕


『瑠璃ちゃんを苛める人は例え晧覬さんでも許しませんよ!』


白鷺さん?





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