弁護士シリーズ作品第1弾! 『身勝手な弁護士』


はっきりと拒絶した白鷺さん…


茉莉さんは…
「そうですか…。では失礼しました。」

と頭を下げて戸を閉めた。


…………………。
白鷺さん…

私が白鷺さんを見ると白鷺さんはウィンクをした。


ウィンクの意味が解らず首を傾げると…


口パクで…
『大丈夫だから安心してね。』
と言ってた。


私が頷くと…


!!!!!!!!


晧覬にげんこつで頭を叩かれた!!



〔白鷺先生?今さっきからなにをされてるんですか?〕
晧覬の低い声が聞こえて来て…

『いえ…。何もありませんよ。藤堂先生。何か?気に成る事でもあったんですか?』
白鷺さん…


〔今、打ち合わせ会議中なんですからね。〕



……………………。
怒られちゃった…


会議中だから気を抜くな!って言う事なんだろうね。


だから鬼弁護士とか晧覬はきっと言われるんだろう…

でもそれだけ真剣に仕事に取り組んでると言う証拠でもあるんだけども…


ひとまず休憩と言う事に成り…



私は先生方におかわりを入れましょうか?と聞くと。皆さんおかわりが欲しいと言う事でまた作ってると…






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