弁護士シリーズ作品第1弾! 『身勝手な弁護士』



[えっ!二人って喧嘩してたの?]
と言う大江さん…


〈お前、気付いて無かったの?〉
と言う針さん…


突っ込みを入れられ嘘でしょ~と言う大江さんに爆笑して…


〔本当にいい仲間達だよね。瑠璃がみんなに巡り会わせてくれたんですよ。〕
そう言う晧覬に…


違うよ!
晧覬だからこそみんなが集まったんだと思う…
私は何もしてない。


そう答えたら。


〔ありがとね。瑠璃これからもヨロシク頼むね!〕
そう言ってみんなの目の前なのに…

キスをした…


【だぁ~!見せびらかすな!公衆の面前で何をやってる!ズルイぞぉ~!羨ましい!】

一斉に非難の言葉を浴びたけど…


晧覬と二人で…
《悔しかったらやってみろ!》
べぇ~と舌を出してみんなに言葉を発した



その姿を見た両家の両親は…


はぁ~と大きく溜め息を吐いたのは言うまでも無い。





楽しい一時も終わりを告げる時間が来た。


みんなお腹いっぱい良く食べて良く喋り良く笑い本当に楽しい退院祝いだった。


弟の響が桐生先生や白鷺さん大江さん針さんとメアドの交換を赤外線でしてた。


晧覬はそんな響の姿を見て…
〔響も今日一日、楽しんだかな?〕


私がうん!
と頷くと…




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