弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
テーブルに並べられた食事…
みなさん各々、好きな席に着き…
《いただきます!》
ビールを注ぎグラスを傾けて音を鳴らしビールを飲む男6名。
澤井さんはジュースをコップに注ぎ飲み。
私は麦茶。
会話をしながらの食事。
いつもなら晧覬と二人の晩ご飯。
今日は弟や友達、仲間達と一緒にディナーとまでいかないけど…
楽しい時間を共有する。
【瑠璃姉!やっぱ瑠璃姉の造ったもんが一番、旨いや!!】
響に言われ…
『瑠璃ちゃん本当に全部、美味しい!』
と褒めてくれる桐生先生。
「晧覬さんいつもこんな美味い物ばかり食べてるんですか?」
と言う白鷺さん。
[本当に美味しいですよ。毎日、食べたいですよ!]
と大江さんが言い…
〈毎日こんな美味しいご飯が食べれる藤堂先生が羨ましい…〉
と言った針さん…
????????
澤井さん?
私は澤井さんにお口に合いませんでしたか?と聞くと…
「瑠璃さん!お願いがあります!聞いて貰えますか?私に料理を教えて貰えませんか?料理の先生に!」
えぇ~!!
お願いしますと何度も頭を下げられ…