弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
説明を受けながら…
「お腹に違和感を感じたのはいつも二人だったのに三人でお腹を蹴られたからですよ!元気なお子さんですよ。安心して下さい。」
……………………。
あの違和感…
三人でお腹を蹴られてたから…
三つ子だった…
〔瑠璃?瑠璃?〕
あっ!
ごめんなさい。
〔先生。三つ子とはっきり分かった今、親として僕達は何をすればいいんですか?なにか気を付ける事とか注意事項とかあります?〕
晧覬が私の代わりに聞いてくれた。
「今の所、本当に順調に子供さん大きく成られてます。ただ一人だけ発育が遅れてる子供さんが居てるので恐らく生まれても保育器に入る事に成ると思います。後は大丈夫だと思いますよ。」
と言う夜勤の先生
〔一人だけ保育器に入るんですか?入らなくていい方法なんて無いんですか?一人だけ保育器で離されるのは嫌なんですけど…〕
晧覬は何故か?真剣に先生に話してる…
「ご飯も三回食べて適度な散歩程度の運動をして後は安静にしとけば大丈夫かな?だいたい9ヶ月や臨月な入ると栄養は倍以上にへその緒から供給されますそれを踏まえて考えれば規則正しい生活はもちろん。適度な運動をして後は安静にしてればと思います。」