弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
桐生さんと晧覬に診察室を出て行って貰い私は三人目が男か?女?聞いてみた。
男が二人。
女が一人。
女の子が一人…
晧覬は女の子がいいって随分前に言ってたから待望の女の子って事でいいかな?
でも元気な子供だと言われ嬉しく成った。
早く逢いたい…
まだ見ぬ我が子に…
ありがとうございました!と元気良く頭を下げ挨拶をして診察室を出ると長椅子で晧覬と桐生さんが座って待っててくれた。
〔瑠璃?何の話を先生としてたの?〕
と聞く晧覬に私は内緒と言うと…
〔へぇ~瑠璃は僕に内緒事が出来る様に成ったんですか?〕
と腕を組んで言う晧覬に桐生さんが…
『瑠璃ちゃんだって晧覬に言えない話の一つや二つはあるに決まってるじゃ無いか…』
と呆れ顔。
う"~ん…
と考えた結果。
お風呂に入る時に言う話だったから…
晧覬にお風呂場で話した事を思い出して!と言うと…
〔お風呂で話した事と言えば…確か…瑠璃の裸をみんなに観られてぶちキレた僕に…
僕は瑠璃と一つに成ったらみんなを許すって言う話ですか?〕
ひょぇ~!!
その話じゃ無い!!
『はぁ~ん!長風呂じゃ無くて風呂場の中でそんな事を二人でやってたんですか?』