弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
自覚って…
私は何を自覚すればいいのか?
分かりません…
『瑠璃ちゃんは天然なんだから晧覬そんなに責めたら瑠璃ちゃんが可哀相ですよ…』
…………………。
〔昴の言いたい事も分かるけど…もう少し瑠璃に俺は自覚を持って欲しいんだよ!〕
……………………。
私の自覚のなさ…
何を一体、晧覬は自覚しろと言うの?
????????
眉間に皺を寄せ私は悩み考えた。
〔瑠璃。眉間に皺が寄ってますよ…〕
そう言うと私の眉間を触り晧覬は…
〔瑠璃。もう考え無くていいですよ。僕が側に居れば解決する問題ですから…〕
…………………。
分かった。
私はこの一言だけ言った。でも頭の中ではまだ考えてた。
メンバーも揃い。
始める前に準備運動を7人でやってた。
私はそれをずっと見てた。
私も子供が居なかったらみんなと一緒にあそこで準備運動をしてたんだろうなぁ~
そう思ったら自分が嫌に成って来た。
そんな事を考えてる自分が嫌に成って…
思わず立上がり…
コートの外に出て来た道を歩いてた。
途中みつけた噴水の前で何も考えずただ溢れ出る噴水の水を見て中に入りたく成って靴を脱ぎ足だけ噴水の中につけた。