弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
これから響は晧覬達にテニスを教えて貰う事に成った。
【瑠璃姉!お腹空いたからお昼どっかに食べに行こうよ!】
子供みたいな事を言って来る響…。
『そうだな…。もうお昼も過ぎちゃったからな…。琉偉!ここら辺で食べる所って何処まで行けばいい?』
と話をする昴。
私が食べに行かなくてもちゃんとお弁当があるからみんなで食べるんだよ!
と言うと…
《8人分?》
そうだよ!
と言うと…
瑠璃は凄いな!
さすがだね!
とか言ってる。
お弁当を広げて食べれる場所を琉偉に聞くと噴水の前かな?と言ったので荷物を各自、持って移動する。
噴水の前に着きゴザを敷き重箱を次々と出して紙コップにお茶を注いで貰い紙皿と箸を配って蓋を開けると…
《おぉ~!!》
そんなに感動しなくても有り合わせなんだから…
と言うと…
《有り合わせでこんなに作れたら凄いじゃないですか!!》
そう言われた…
隼人に
[瑠璃ちゃんは仕事が早いですね!なぜそんなにテキパキ出来るんでしょうか?]
と聞かれたけど…
私自身もよく分からない。ただ空の下でゴザを敷いてみんなで食べるって楽しいからそれで作った。
そう言うと…
[瑠璃ちゃんってほんとに不思議な子]
と隼人に言われた。