弁護士シリーズ作品第1弾! 『身勝手な弁護士』


エレベーター前で父が私に…

『顧問弁護士が2人いると言う話は今さっきしたな。一人は白鷺事務所の息子さんでもう一人が藤堂弁護士』

はぁ~
私に名前を言われても分かりません!

そう思いながらエレベーターに乗り父が18階を押した。



『白鷺弁護士は瑠璃お前と同じくらいか?少し上で藤堂弁護士は40前の方だ。会えば分かると思うが…』
父はそこで話をやめてしまった。


私がお父さん?
話を途中で終わらすのは良く無いんじゃ無いの???と言うと…


『言葉で話すより実際に会って話を聞けばお前も分かる。』

父からそう言われ私は分かった。
と答えた。



一体、何が?待ってるのか?分からない状態のまま18階に着き父と私は降りた。


エレベーターホールに「白鷺法律事務所」と書いてありその下に受付があってお姉さんが3人、座っていた。

父は近付いていき。


受付のお姉さん達と仲がいいのか?
右端のお姉さんが父に
〔麻生さんこんにちは。今日は14時からでしたよね?少しお時間の方が早い様なので待合室にご案内しますのでお待ち下さい。〕

受付のお姉さんはそう言うと父が分かりましたと返事をし私に早く付いて来る様に手招きをされた。





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