弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
朝から大変だった…
今日の人数はざっと見積もって10人は来るからね。
晧覬、響、琉偉、隼人、剛志、昴、蒼空、琴乃ちゃん、琉偉のテニス仲間の財前さんと言う人と隼人の友達の浅倉さんと言う人。
これだけで10人…
私を入れて11人!
本当に多く成ってしまって…
8時前にはもう全員集合してた。
今日も車を3台だし晧覬、私、響。
琉偉の車に琉偉と財前さん、剛志、琴乃ちゃん。
昴の車に昴、蒼空に隼人に隼人の友達の浅倉さん。
そして荷物を詰め込みみんな8時すぎに出発した。
道は空いてて9時前に着いてしまった…
琉偉と財前さんがクラブハウスに入り手続きをしてた。
今回は人数が多いからコートを2つ借りる事に成った。
晧覬と響が荷物を持ってくれて私は晧覬に手を引かれ歩いてコートまで行く。
もう他の人達も来てテニスを始めてた。
団体で来た私達を見て格好いい人ばっかりで女の子達の目はハートマーク…
またかよ…
ほんっと止めて欲しいと思う…
でも仕方が無いよね
我慢、我慢…
響や蒼空の為にも我慢、我慢だよ…
私は自分に言い聞かせ晧覬と柵の門を抜けコート内に入った。