弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
あぁ~!!
大きな声が…
ダメ!ダメ!
本当にもうダメ…
〔瑠璃…少し力を抜いて…きついから…〕
言われてる意味が分かんない…
晧覬が指はそのまま上に上がって来て私にキスをし舌を入れ這う私の頭ん中が真っ白に成りかけた時…
いっ痛い!!
頭のてっぺんまで電気が走り…
背を逸らせた。
〔瑠璃…力…力を抜いて…怖くないから…力を抜いて…〕
晧覬の顔も何故か苦痛に歪んでた。
私はどうしたらいいのか?分からないから晧覬に聞くと…
〔深呼吸して…〕
言われるまま深く吐いて…吸って…を繰り返した。
〔そうそう。その調子で続けて…〕
でもなぜか?晧覬がゆっくり動き出した。
深呼吸どころじゃなくなった。
晧覬が動く度に変な気持ちに成ってきて…
晧覬にやめてと言うと…
〔ダメ。あと少し我慢して…気持ち良く成って来るから…〕
……………………。
晧覬が動く度に…
何?
この感じ…
達也と身体を重ねた時みたいな感じじゃない何…
晧覬が少しずつ動きを速くして…
私は段々、頭が真っ白に成り始め…
声を漏らしてた…
晧覬が耳元で…
〔瑠璃?随分、良く成って来てるよ…そろそろかな?〕