弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
私はどうしていいのか?分からず…
これが修羅場と言うんですか?
良く分からないんだけど…
怖く成って晧覬の腕にしがみついた。
晧覬の顔が見る見る冷たい…褪めた顔に成って茉莉さんに…
〔茉莉お前は今、最低な女だな…。俺の事はどんな事を言われてもいい。だがな達哉や瑠璃の事を言う奴は俺が許さねぇ。例え昔、付き合った女であっても容赦はしねぇ。〕
冷めたい声…
茉莉さんは泣きながらリビングを出て行った。
玄関の扉の音が聞こえた…
晧覬は私が持ってた腕を離すと玄関へ歩いて行った。
リビングに戻って来て私に話したい事があるから座る様に言う。
私も晧覬の言う事を聞きソファーに座った。