めざせ!!卒業!?〜凛と爽の素敵な高校生活〜



「おまえちょっとそこ座って」

爽はすぐそこにあったベンチを指差した

え、疲れたの?休憩?

「なに?」

私が座った横に爽は座った

「本当はもっとちゃんとしたところで渡したかったんだけど」

そう言って私の手に置かれたかわいい箱

開けるとそこにはシンプルだけどかわいいリングが入っていた

でもこれって……………

「人差し指??」

私は迷わず薬指にはめたんだけどぶかぶかで他の指にはめたら人差し指がぴったり

こうゆう時って薬指じゃないの??

まさかサイズ間違えたとか?
え、ダサいよ

「薬指はまだ待っててほしい

もっとちゃんとして凛の全部を守れるくらい強くなってからまたその時な」

そう言って照れ臭そうに笑っていた

ちょっと薬指かと思ったじゃん!!

「ありがとう」

私の好きなデザインでさすが爽って感じだった

それから私は人差し指を見るたびニヤニヤしていた



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