めざせ!!卒業!?〜凛と爽の素敵な高校生活〜
「別にはっきりいっていいよ??
もう無理だって
だって今更こんなにがんばってもできるか分かんないし」
実技は何とかなるかもしれないけど、勉強は無理
できないもん
「………本気で言ってんのか??」
たぶん今ままでこんな石嶺にがちで怒られてことはないも思う
急に声が低くなった
「…………」
ついにマジで怒られるかも……
「おまえはいっつもそうだよな??
なんで最初からなにもかもやろうとしないんだよ!?
そうやってすぐできないとか言うんだよ??
それにいまはつらいかもしれないけど藤原先生だっておまえに協力してくれてんだろうが!!
それを無駄にすんのか??」
そんなんじゃないけどさ…
もしだめだったらどうすんの??
「だって今から勉強したとこでこの私がでにると思う??」
「できると思ったからその学校に行くの俺も賛成したんだよ
いいか??
まだ何とかなるんだからがんばれよ」
そういうと石嶺は職員室から出ていった
…………勝手に期待すんなよ
ふとグラウンドを見ると世代交代した野球部が練習していた
「最近水本がいないからなんか物足りないんだよな」
私の後ろには監督がたっていた
「物足りないって何ですか??」
「なんて言うか……
締まりがないっていうか…
ほら、よくおまえ叫んでただろ??
あの声はたぶんあいつらにとって大きかったと思うぞ?
だからまた渇入れに来い(笑)」
監督が行ってから私も職員室を出て教室に向かった