はじまりはあの時から。
「あの…どこかでお会いしましたか?」



「え?まさか覚えてねえの?



男4人組でお前のクラスのお化け屋敷行ったんだけど…」




男4人組…


あっ!!!!!



「はじめてのお客さんだ!」




「思い出してくれてまあよかった



そこで、本題にうつるんだけど、俺、お前のこと結構タイプなの



だから、俺と付き合お?」





わあ。



こうゆう本当に軽い人でしたか。




なんとかして断らないと…




「えーーっと、私、彼氏がいまして…


ごめんなさい」




と、嘘をつき頭を下げる



「え、彼氏いるの?


ショックだな。まあ関係ないけど




じゃあ俺二番目でいいからさ」



そう言って肩を組んでくる男。



こんなにチャラい人なら私なんかよりも、ギャルのほうが充分お似合い…
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