はじまりはあの時から。
ってことで、もうこれはアタックするしかない。


なんとか、俺の存在に気付いてもらえるように、ピアスも開けて、髪も金髪にそめた。


目立てば、俺のことみてくれると思ったから。


けど、そんなことは一切なくて…



他の女子は俺のことで騒いでる中でも、あの女は俺に見向きもしない。



あいつの名前は、多分


田川らら。



先生に今日田川と呼ばれていて、友達にららと呼ばれていた。



だから多分そーだと思う。



俺は思い切ってららに告白してみた。


もちろんその告白には振られた。



容姿がチャラいから、冗談だと思ったらしい。
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